INFATUATOシンドローム
雪「はぁ?俺の嫌いなゴキブリもネズミも好きなやつと怖いものが同じ?」
璃夢「ちょっと待って!?おかしい!別にネズミもゴキブリも好きじゃないからね!?へんな誤解しないで?!」
キーンコーンカーンコーン
璃夢「あれ?このチャイム…」
衛「HR開始のチャイムッスね」
璃夢「……………いやぁあああ!!」
ビクッ
翼「い、いきなり叫ぶなよ!?」
雪「しかも、女みたいだな。」
ギクッ
まぁ女ですけど、今はそんな場合じゃない!!
璃夢「大翔さんにこーろーさーれーる──!!」
夜詩「是枝先生が担任なんですか?うわぁ、災難だぁ〜」
呑気に言わないで!?
璃夢「僕、大翔さんが怖いよぉ!!ごめんね、皆!生きるために僕は行く!じゃっ!」
猛ダッシュで教室に向かった
樹「ああぁあああああ!俺が送るって言ったのにぃ〜!!」
大空「兄貴ぃぃいいい!酷いよぉぉおおお!」
後ろからそんな声が聞こえたが、私は行かなきゃいけないのだ。
ごめんよ、樹くん、大空くん!