INFATUATOシンドローム

ガラガラッ!

勢いよく教室の扉を開ける。

そしてキョロキョロと教室を見渡した


璃夢「はぁあああ…セーフッ!」


幸い、大翔さんはまだ来ていなかった

良かった良かった…危うく死ぬところだったよ。精神が。

安心しきった私は自分の席に向かった


璃夢「ふぅ…一休みできるかな〜」


そう思って椅子をひいて座ると…


ガタッバキッドスンッ


璃夢「えっ?」


一瞬すぎて理解ができない

なに?椅子が壊れた?


そう、私が椅子に座った瞬間椅子が壊れてしまったのだ。


璃夢「えぇぇえええ!?なんで!?」


「璃夢さん!?大丈夫ですか!?」


クラスメイトの隣の席の寺沖煌月(てらおきこうが)もとい、煌くんが心配してくれた


璃夢「だ、大丈夫だけど…ビックリしたァ〜」


いきなり椅子が壊れるなんて…そんなに体重増えたかな?重たかったかな……。

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