INFATUATOシンドローム
煌月「いきなり壊れるとか可笑しいですよ」
心配そうに手を貸してくれる煌くんの手を借りて私は立ち上がった。
煌月「ちょっとその椅子、見ていいですか?」
璃夢「椅子?べつにいいけど…どうして?」
煌月「ちょっと気になるんで。」
そう言ってレンチなどが入った工具セット(どこから出したのだろう)を使って椅子を組み立て始めた
煌月「…っ………やっぱり…」
やっぱり?何がやっぱり?
煌月「コレ、細工されてたんですよ」
璃夢「えっ細工?」
煌月「ここ、見てください」
綺麗に組み立てられた椅子の裏の部分を指さされたので覗いてみると
璃夢「あれ?ネジが足りてない?」