INFATUATOシンドローム
煌月「ほうむった?」
璃夢「そう。安らかに天に昇ってもらったよ」
いや、安らかではないか…。きっと叩かれて痛かっただろうな…。今度は凍っちゃうスプレーにするね。
煌月「可愛い顔してえげつなっ!」
璃夢「……?」
煌月「天然かますなぁ!!はぁ…だから嫌がらせされてることにも気づいてないのか…」
煌くんが言っていることはよく分からなかったが、ここ最近起きている変なことが嫌がらせだということはよく分かった。
煌月「とりあえず、椅子探しに行きません?」
璃夢「だね。椅子がないと授業立って受けないといけなくなるしね!まぁ大翔さんなら『お前は立って授業受けろよ』とか言いかねないけどね」
煌月「ははっ、確かに!あの人、璃夢さんには当たり強いですもんね」
璃夢「だよね!煌くんもそう思うでしょ!?もっと優しくしてくれてもいいのにさぁ」
よかった〜私の考えすぎなのかと思ってたけどやっぱり当たり強かったよね!
煌月「じゃあ椅子探しに行きましょう。鷹也(たかや)〜!俺ら、椅子探しに行ってくる!先生に言っておいて〜!」
鷹也「椅子探し?何それ?楽しそう!」
彼は、霜嶋鷹也(しもじまたかや)くん。煌くんのお友達だ。