INFATUATOシンドローム


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時間が解決なんて…何年かけるつもりだろうか。

あれから数日経ったが嫌がらせはまだまだ続いていた。


鷹也「璃夢さん!次の時間は体育ですよ!サッカー、頑張りましょうね!」


みんな体操服に着替えるため更衣室に向かう中、鷹也くんは着替えの入った袋をもって真っ先にこちらへ向かってきてくれた。


璃夢「うん!」


私、今ちゃんと笑えてるかな?きっと大丈夫だよね?まだ辛くない。まだいける。


煌月「理事長室まで、送りますね」


クラスメイトたちと同じところで着替えるわけにはいかないから、いつも着替える時は理事長室を使わせてもらってる。

煌くんや鷹也くんには
『怪我してるところがあるからサポーターを借りに行く』と言ってある

保健室が保健室として機能していないことは学校のみんなが知っていることだから納得してくれた


鷹也「俺も送ります!最近、璃夢さんの周りで変なこと起こりすぎですから!」


最近では上から花瓶が落ちてきたり、階段から突き落とされそうになることも多々ある。

その度その度、翼や雪くん

仲良し5人組の悠真くん、夜詩くん、衛くん、樹くん、大空くん

クラスメイトの煌くんや鷹也くんが助けてくれる。

助けてもらっているのに、生きていられるのはみんなのおかげなのに…誰がやっているのかわからないから、みんなを疑ってしまいそうになる…。そんな自分にも嫌になる…。

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