INFATUATOシンドローム
大和「扉の前で『八重樫くんに見つかる前に早く入って早く帰ろう』って言ってたじゃん。つーか、自称親友じゃねぇからな?」
なんとさっきの心の声も、今の心の声も声に出てしまっていたようだ。
璃夢「ちゃ、ちゃんと大和さんと呼ぶので八重樫くんは呼ばないでください!」
呼ばれたらこの部屋で乱闘が起きるけどいいですか!?
大和「そこは様でいいのに〜」
璃夢「あっ、それは遠慮します」ニコッ
それはニコッと笑って遠慮した
大和「うひゃーその笑顔攻撃!まさに荘司の教えだな」
な、なぜ分かったんですか!これは荘司さんが教えてくれた【執拗そうな人には笑顔で撃退方】!すごい、やっぱり荘司さんも日常的に使ってたってことかな?
大和「荘司とは小学ん時から一緒だからな」
へぇ小学生から仲いいなんてすごい絆だね。自称親友とか思ってすみませんでした。反省します。
大和「ちなみにお礼参りって言うのは、さっき璃夢ちゃんが言ってた意味もあるけどヤンキー世界では簡単に言うとヤリ返しに来たみたいな?」
やり返しにきた?槍?
璃夢「槍を返しに来たんですか?」
荘司さんたちに槍を借りてたの?でも槍なんて今の時代持ってると危ないんじゃ…警察に捕まっちゃうよ?
大和「ぶふっ!ギャーハッハハハハハハッ!マジ、マジかよっ!ハハハハッ」