INFATUATOシンドローム
翼「二年のトップたちって嵐のようにやってきて嵐のように去っていくよな」
確かに!でも3人ともすごく仲良さそうだった。私達もあんな風に仲良くなりたいな〜、雪くんとなんか嫌がりそうだけど…
大和『おーし、並んだなー。長ったらしく話すの嫌いだから大事なことだけ言うぞー。』
やっぱり適当だ。でも長ったらしく話されるのみんなも嫌だろうからちょうどいいね!
大和『人を殴らない、蹴らない、殺さない!競技中も正々堂々やれよー!ちゃんと見てるから守らなかった奴には……』
ゴクッ
みんなが息を飲んだ
なに?守らなかったらどーなるの?
大和『今日の特別競技を見る資格を無くす!!』
「「「えぇぇぇええええええええええ!?」」」
「理事ちょー!それはねぇよ!」
「悪魔ー!悪魔だー!」
「サディスト!サディスト!」
「あんまりだぁぁああああああああ!」
えーっと…それだけ?
璃夢「……そんなに嫌がるの?」
翼「いやー、まぁ、見たいんだよ。みんな。」
雪「知らない方がいいこともある」
特別競技を見たいの?なんで?………ん?待って?この感じ、ふたりとも特別競技が何か知ってる?ついこの前までは知らなかったのに!
大和『じゃあ放送担当の奴ら、仕切るのヨロシクなぁー!』
『はいはぁ〜い!早速競技を進めていくよォ〜!』
大和さんが壇上から降りたと思ったら、またも可愛らしい声がマイクを通して聞こえてきた
『理緒、まずは自己紹介しよう』
『あぁ、そうだね!』
そこの会話をマイク通すの?なかなか面白いね
理緒『はーい、進行兼放送係に任命されました胡桃理緒でーす!』
由宇『同じく有栖由宇です』
理緒『今日は俺ら二人で進行していくから勝手な行動しないでね〜?』
そう胡桃先輩が言った瞬間みんなの肩ビクッてなった気がするけど気のせいかな?
理緒『はいじゃあプログラムナンバー1!徒競走!徒競走に出場する人はレーンに並んでください!その他の人はテントの中で大人しく観戦してくださ〜い!』
その言葉を最後にプツンッとマイクが切れた