INFATUATOシンドローム




璃夢「もし、上げたりしたら……」
























璃夢「再起不能にさせるからな?」


なるべく低い声を出して男口調で言ってみた。
因みに笑顔をなくし無表情で。

これが一番効果的だと荘司さんは言ってた!


そう言った瞬間、空気が一気に固まった

そしてそれと同時にみんなは思った


「「「「「「(どこを!!?)」」」」」」


どこを再起不能にさせられるのかで不安になった


「「「「絶対に上げません!見せません!流しません!!」」」」


そしてみんなが口を揃えてそう誓ってくれた


璃夢「ホント?良かったぁ〜!僕もみんなのを再起不能にするのは心苦しいから!」


「「「(お、恐ろしいっ!)」」」


でもそんなに【携帯】を再起不能にさせられるのイヤなのかな?

そう。璃夢としては携帯を再起不能にするという意味だったが、他のヤンキー達は違うところを再起不能にさせられると捉えた


そしてその後はみんな約束してくれたので写真を撮ることになった

顔が真っ赤になる子が多かったので心配になって声をかけると鼻血を出してしまう人がほとんどだった

連日の天気の良さと練習できっとみんな疲れてたんだね


写真だけじゃなくてセリフを言わされそれを録音されるという恥ずかしいこともやらされたけど、これにも釘を刺して聞く時はイヤホンをして、誰にも聞かせないようにと言っておいた

何故か男の子の大事なところを押さえていたけど……トイレでも行きたくなったのかな?


そして羚焚やコタちゃん、蒼閒たちとも写真を撮った。

羚焚たちにも誰にも見せないでねと言っておいた。

すると羚焚は『俺たちでSNS上を監視するから安心しろ』と言ってくれた

私は携帯を持っていないから確認できないからどうしようかとちょうど考えていたから嬉しかった

あっ、もちろん翼たちとも撮ったよ?

雪くんはどこから持ってきたかわからないけど胡桃先輩の着てたナース服を着せられそうで大変だったけど…



そんなこんなで体育祭は無事終了し、私は一年のトップとして認めてもらえることになった





to be continue……
< 534 / 540 >

この作品をシェア

pagetop