INFATUATOシンドローム
と、とりあえずは八重樫くんをまこう!姿が見えなくなったところで教室に入ろう!
よしっ!曲がって!下りて!曲がって!上って!曲がって!曲がる!
そうすれば振り切れる!
ほら!もういない!だって八重樫くんは曲がったことが嫌いだから!
《そういう意味じゃない》
翼「魁〜!!」
割と近くから八重樫くんの聞こえた。
ダ、ダメだ!このままここに居たら見つかっちゃう!
どうしよう!!どこかに隠れたらいいのかな!?でも入った教室が先輩の教室とかだとそれもそれで殴られるだろうし!
どうしたらいいのかと動けずにいた。
ガラガラッ!
すると、隣の教室のドアがいきなり開いた
璃夢「えっ?」
怪奇現象だ!!え、この学校って出るの!?
グイッ
璃夢「うひゃ!」
そして、教室から出てきた腕に引っ張られた
バタンッ
扉は閉められた
璃夢「だだだだだ誰ですか!?」
ま、まさか八重樫くん!?こんな近くにいたのに違うところから声聞こえてきてたよ!?時空歪んでる!?
?「警戒するな、俺だ」
すると、落ち着いた声が耳に入ってきた
聞いたことある声だ……もしかして…
璃夢「つ、月城……先輩?」
龍虎「そうだ」
シャッ
黒色のカーテンが開けられたことにより、真っ暗だった教室が一気に明るくなった。