INFATUATOシンドローム


〜その頃教室〜


ガラガラッ

翼「魁璃夢!俺とタイマン張れや!」


璃夢が教室を出たほんの数秒後に八重樫翼が葵組を訪れた。


「や、八重樫翼!!!?!??」

「さ、魁なら今出ていったよ!」


翼「あ?マジかよー。じゃあすれ違ったのかな」


そう言って廊下の方へ顔を出し確認したがそれらしい後ろ姿は見当たらなかった。

すると璃夢が倒したヤンキーが起き上がった


「っクソ!なんだよマジで!…おっ!いい所に八重樫!俺とタイマン張れや!」


翼「魁どこいったか知ってる?」


「おいコラ無視してんじゃねぇぞ!あ゙ぁ?」


翼「うるせぇ、ザコに用はねぇんだよ。どうせ魁璃夢に負けたんだろ?」


「っ……だったらなんだよ!」


翼「やっぱザコじゃん。で?魁どっちに行った?」


「さ、魁ならアッチに行ったよ」


「テメェ!何教えてんだよ!こうなったら!行くぜ!八重樫ー!!」


翼「おぉ!サンキュー!」

ボコッ

お礼を言いながら璃夢に負けたヤンキーの顔面を殴った


バタンッ

そしてヤンキーは倒れ、八重樫翼は教室を出ていった

教室にいた人は思った


「「「(アイツらコントやってんの?)」」」


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