INFATUATOシンドローム
璃夢「つ、着いたー!!」


やはりここに来るまでの間も色々な人に喧嘩をふっかけられた。

でもよく見てみれば一年生ばっかりだったような気がする。……みんな学費免除狙ってるってこと…?

はぁお腹すいてる頭回らない。早く入らせてもらおう!


コンコンッ

大和「誰だ」

ビクッ

昨日聞いた声より低くて体がビクッとなった


璃夢「さ、さ、さ、魁でしゅ!」


ど、どうしよう、理事長室だけど中にいるのは大和さんじゃない!?こ、怖ぇえ!


大和「り、璃夢ちゃん!?どうぞ!どうぞ!」


ガチャ

璃夢「失礼します…」


次に聞こえてきた声は昨日聞いた大和さんの声と同じような気がしたが、恐る恐る扉を開けて中をのぞきこんだ。


大和「ご、ごめんね!声低くてビックリしたでしょ?」


璃夢「はい…」


別人化と思いました。だって私の知ってる大和さん、昨日と今日だけで愉快な人ってことになってるもん。


大和「ほんとにゴメンね!まさか璃夢ちゃんが来るとは思ってなくて!」


璃夢「いえいえ!私こそゴメンなさい!」


勝手に来たのは私の方だし、大和さんが謝る必要ないんだけどな…


大和「それより、どうかした?」


あぁ!そうだった!


璃夢「実はケンカ売られすぎてゆっくり食べられないんです……だからココに……………」


大和「そっかそっかココで食べていいよ〜!」


璃夢「ありがとうございます!!」


やっとでお腹を満たせるよ〜!

ちょっぴり大和さんの怖い1面を見たけど、ご飯が食べられたので良かったです!
《感想文かよ》
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