INFATUATOシンドローム
大翔「オメェらうるせぇぞ。璃夢もわかったからさっさと席に座れ」


璃夢「はーい!」

カタンッ

いくつかの視線を感じつつ午後の授業は終了した


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キーンコーンカーンコーン


大翔「そんじゃ、ホームルームは終わりだ。
警察にお世話にならないように帰れよ?…ポリに呼ばれるのクソ面倒だからな。はい解散!」


さて、ホームルームも終わったしスーパーの特売へ行くぞぉ!……あれ?何か忘れてる?


大翔「おっと璃夢?どこ行こうとしてんだ?お前は個別指導だって言ったよな?」


帰ろうとカバンを片付け教室のドアの方へ向かおうとしたが大翔さんにとめられた。


璃夢「……なんでしたっけ?」


大翔「忘れたとは言わせねぇよ?お前にはコレからやってもらわないといけないことがある」


あっ、思い出した。教科書放り投げたから残れって言われてたんだ


大翔「理事長室に居るからやることやったら来いよ?」


やることやったら?なにかすることあったっけ?
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