INFATUATOシンドローム
学費も安くて、さらにトップ3に入れば支払う必要が無いってことか…。それはすごく魅力的だ!
荘司『じゃあ他に質問は?』
う〜ん……そうだなぁ……。
璃夢「制服はどうしたらいいの?」
荘司『あ〜、今週中には届くようにするよ。お金は学費に含まれるからトップ3に入れば問題ないし、言うてこれもそんな高くねぇよ』
なるほど! でも高くないって言っても服だよ?…ボロボロにならないように大事に着ないとね…。
荘司『ほかは?』
璃夢「今のところは思いつかないな」
荘司『分からないことがあったらまた連絡しろ?』
璃夢「ありがとう!荘司さん!」
荘司『とりあえず璃夢がトップ3に入れないとは思ってないけど、襲われないように根回しして……よし、じゃあ手続き済ませてくるな。』
璃夢「うん!お願いします!」
荘司『おう、じゃあな。』
私は切れたのを確認してからお母さんにケータイを返した
璃花「璃夢……」
璃夢「何でそんな顔してるの?」
璃花「お母さんがもっと頑張っていれば好きな高校にも入れたのに…」
璃夢「ちょっ、やめてよ!それで体壊したら元も子もないんだからね!?お母さんに倒れられたら私…1人になるよ…」
璃花「っ璃夢………ゴメンね…無理はしないようにする…」
そう言って璃花は璃夢を抱き寄せた
璃花「だから璃夢、アナタも無理しないでね。何かあったなら私に話して」
そうだね…
璃夢「じゃあ隠し事は無しだね」
こんなことがあり私は男子校もといヤンキー校、【京極高校】へ入学することになった