INFATUATOシンドローム
キーンコーンカーンコーン


璃夢「あ、終わっちゃった!弁当どうしよう……授業中食べようかな…?大翔さんだし…」


ガチャ

大翔「おいコラ、俺だしってなんだ?」


璃夢「ひ、大翔さん!?だ、だって時間ないですし放課後のために食べておかないとバテます!」


大翔「授業をサボるってことは考えねぇんだな」


璃夢「教師がそんなこと言っていいんですか!?」


授業サボることを提案するとは!でもそれは思いつかなかったかも。


大翔「しゃーねぇな。ここで食ってから来いよ。授業中、当てまくってやるからよ」


璃夢「えっ、ヒドイです!全部答え間違えてやる!」


大翔「間違えようとしなくてもお前は間違えるだろ」


う、うるさいです!


大和「じゃあ璃夢ちゃん、そのオカズ頂戴!」


璃夢「じゃあってなんですか!」


大翔「なるべく早く来いよ」


………どうしよう、あまり行きたくないなぁ…。やっぱり立派なヤンキーになるためにもサボることを覚えた方がいいのかも…。


パタンッ

璃夢「てか今更ですけど大和さんの昼食はいつも何なんですか?」


大和「俺?俺はコンビニか、ピザか寿司か……ラーメン?」


璃夢「バランス悪いですね!……ちなみに朝と夕飯は?」


大和「それも全部、出前」


璃夢「体壊しますよ?!」

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