INFATUATOシンドローム

キーンコーンカーンコーン


大翔「そんじゃ、今日も警察沙汰にならないようにバカやれよ。以上解散だ〜」


ホームルーム終了！

よしっ！屋上に向かおう！八重樫くんの事だもん。もういるんじゃないかな？

ガラガラッ

あれ？屋上ってどこから行くんだろ？

見取り図は〜

おぉ、あっちの階段をあがるのか。理事長室と同じ方向だね

そして屋上に向かった





つもりだった

上に上がる階段があるはずなのになんで理事長室しかないんだろ？とりあえず…


コンコンッ

大和「誰だ」


また声が低い。よっぽど学生に入って欲しくないのかな？


璃夢「璃夢です」


大和「あぁ！璃夢ちゃん！？どうぞ！」


ガチャ

大和「どうしたの？屋上に行くんじゃなかったの？」


璃夢「屋上に行こうとしたらここにつきました」


大和「えっ璃夢ちゃんって……方向音痴？」


璃夢「ち、違います！地図が悪いんです。もっとわかりやすい見取り図くださいよ」


大和「はいはい。屋上はコッチと反対側の方に階段があるよ」


じゃあ教室出て近かった方の階段だったんだ。なぁんだ遠回り。