俺が必ず、見つけるから。
恥ずかしいのを悟られたくなくて、俺は話題
を変える。




要「ところでさ、なんでお前そんな地味な格好してるわけ?」




美雨「お父さんが許してくれなくて…」




要「なるほどね。」




まぁこんな顔の持ち主だったら男たちが黙ってねぇもんな…




髪を元に戻して、俺からメガネを奪った美雨




は元の地味子に戻った。




美雨「このこと絶対に他の人には言わないで!お父さんに怒られちゃうの!」




要「わかったよ。これでお互い言えない秘密ができたってことだ。」




そんなことを言いつつ、俺はなんとなくだが




こいつと関わることが多くなるようなそんな




気がしていた。




美雨「さぁ!早く仕事終わらせて帰ろう!」




要「あぁ。」
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