決断は一瞬、後悔は一生
だから私はいつも一人でいた。





そんなある日。



キミが私の前に現れたんだ。



「結城優翔です。南中から親の仕事の都合で転入してきました。よろしくお願いします」

キミと私が出会うきっかけだったのはキミが私の学校に転入してきたから。


しかも、キミは私の隣の席になった。


「結城ってよんで?」

キミが私の隣の席についた瞬間、微笑んで言った。


私は、その言葉がすごく嬉しかった。


初めてそんなこと言われたから。

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