story~出逢いの奇跡~
勇気

気がつくと朝になっていた。



太腿は血まみれ。
アームカットをした時、そのまま意識を失う様に寝ていた。

後、どのくらい1人暮らし出来るの。

多分、佑樹君から親に話が行き強制的に実家に帰らされるだろう。



ふと、携帯を見ると知らない連絡先から沢山電話があった。


誰?

「瑞紀。大丈夫か?これを聞いたら電話して。」

留守電を聞くと佑樹君からだった。
何で私の連絡先知ってるの?

そう思うとチャイムが鳴った。


何も考えずドアを開けるとそこには佑樹君が立っていた。

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