story~出逢いの奇跡~
「・・・佑樹君。」

いきなり佑樹君から抱き締められた。

「生きてて良かった。」

生きてるに決まってるでしょう。
何言ってるの?
てか何で佑樹君に抱き締められなくちゃ行けないのよ。

「離して下さい。」

そう言うと私は佑樹君を突き飛ばした。

「何で電話出ないんだよ。それにチャイムも何回も鳴らしたぞ。これで出なかったら、瑞紀の親に言う所だったんだからな。」


佑樹君。
まだ、親に言って無かったんだ。
この世界にまだいれる。
心の中で安堵が広がった。

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