三本串
『お待たせしましたぁ』

小さな店員 文太がその皿をボックス席に届ける


『可愛いー』

ボックスにいた若い女性客に

『僕偉いね 何歳?』

などと もてはやされている


『七歳!』


自慢気に答えている


『えー 凄いなぁ お手伝い? あ、 ビールもう二つお願いね』


『はーい ビール二つでーす』

と 華子に照れながらオーダーをつげる


こんな感じで[三本串]は週末の繁盛店を和気あいあいに こなしていった。






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