三本串
いつも三人で寝てる寝室をそっと開けると
文太がいない?
隣の部屋を開けてみるど本と仮面ライダーの人形を抱いたまま寝てる文太が
良雄はそっと布団をかけ 顔を撫でる
泣いたのか
目の下に涙の後が
ドアをしめテーブルで一人遅い飯に
いつも文太が必ず何か一品テーブルに上げておいてくれていた
今日は綺麗にかたずいていた
やりきれない思いが急に良雄を襲う
『華子・・・』
疲れたのか 珍しく寂しく 刹那さに耐えれず 思わず声が洩れる。