三本串
夕方 店の支度を早めにはじめていた


すると自転車のブレーキの音

バタバタ 階段を上がり部屋向かっていく足音


文太が帰ってきた


店から裏のドアを開けて良雄が叫ぶ。


『おーい 文太ー ちょっとこい!』



トタトタ


階段を降りてきた


『な なに?』


怒るのか? 文太が警戒しながら 顔をだす

『文太 やっぱ店手伝ってくれ お前いないと盛り上がんないし』



『えっ 』


『ん まっ 勉強もほどほど頑張ってな ほらっ 準備しろよ』


少し照れながら良雄が言ってまた掃除を初めた



『え~ しょうがないなぁ じゃ やるか!』

文太が慢心の笑みで店に飛び降りた



ようやく元に戻った二人


『あ 父ちゃん 今日学校でさ 』


掃除しながら文太が話初める


そうだ

こうやって大事な時間だったんだ


良雄はまた教えられた


< 59 / 59 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop