俺の恋した生徒は…《先生×生徒》
ーーー---ガチャ
「…お父さん、、、なんで、、、」
「昼休みだから忘れ物取りに来たんだ、それより学校はどうしたんだ」
「…」
「おい、美桜、休んだのか?」
「…ごめんなさい、具合が悪くて」
「体調管理も両立のうちって言ってるだろ、お母さんには言ったのか」
「いや…」
「勝手に休んだのか」
「…ごめんなさい」
「もう芸能なんか辞めたらどうだ」
「やだ!それだけは絶対嫌だ!私、本当に仕事が大好きなの」
「ずっとアイドルでいれると思ってんのか!!!」
「逆に今しか出来ないからやりたいの!」
「そんな後先考えられない職業だからお父さんは反対してるんだ!!」
「お父さんは分かってない…私のことも、仕事のことも。もう私だって子供じゃない!自分のことは自分で決めるから放っておいて!!!」
「…そうか、それなら家から出て行け。子供じゃないなら自分でなんとか出来るだろ」
「それは…」
「仕事を続けたいなら出て行け。それなら文句は言わない、分かったか」
そう言ってお父さんは部屋から出て行った。
お父さんの意地悪…
高校生の私の力だけでは一人暮らしなんて出来ないの分かってて言ってる。
なんで分かってくれないの…
もうこんな家族嫌だ。