俺の恋した生徒は…《先生×生徒》
もう1時間は経った。
仕事かな?
それとも、私が嘘ついたから呆れられたのかな…
恋をするとネガティブになるみたい。
はぁ…
ーーー---ガチャ
「美桜」
え、お母さん、いつの間に帰って来てたの…
「今日学校休んだの?お父さんから聞いたわよ…」
「うん…ごめんなさい」
「学校へは?連絡した?」
「うん、した」
「本当に具合が悪かったの?」
「…」
「何かあったんでしょう?」
「…」
「話したくないなら無理には聞かないけど」
「…怒らないの?」
「そうね…でもお母さんには一言言って欲しかったかな」
「ごめんなさい…お母さんも私にアイドル辞めて欲しい?」
「うーん。まあお母さんも賛成はしてないわね。」
やっぱり…
「でも、反対って言う訳でもないのよ」
え…?
「美桜が本当にやりたくてやってるなら応援したいとは思ってるのよ」
「…そうだったんだ」
「でも美桜、あまり仕事の話してくれないし、お母さんからは触れないようにしていたの」
「私、てっきりお母さんもお父さんと一緒で反対してるとばっかり思ってた…」
「まあ、お父さんの気持ちも分かるわ。お父さん、美桜のことが心配なのよ」
「それは分かってるけど、でも私の気持ちも少しは分かって欲しいよ…」
「そこはきちんと話し合って行くしかないわね」
「はぁ…」
「大丈夫、お母さんはいつでも美桜の味方だから」
「お母さん…」
さっきまでは辛い涙だったけど、今は違う。
「ごめんね、お母さんもちゃんと美桜と話すべきだったわね…」
いつもお父さんが私に何かを言っているとき、お母さんは横で見ているだけで
私のことなんかきっと興味がないのかと思っていたし、
仕事のことも何も聞いてこないから、てっきりお父さんと一緒で反対なんだとばかり思っていた。
こんなに私のことを気にしてくれていた事に嬉しくて涙が止まらない。
「これからは少しでいいから、仕事のこと教えてね」
なんて言ってくれるお母さんにまた涙が溢れ出てくる。
仕事かな?
それとも、私が嘘ついたから呆れられたのかな…
恋をするとネガティブになるみたい。
はぁ…
ーーー---ガチャ
「美桜」
え、お母さん、いつの間に帰って来てたの…
「今日学校休んだの?お父さんから聞いたわよ…」
「うん…ごめんなさい」
「学校へは?連絡した?」
「うん、した」
「本当に具合が悪かったの?」
「…」
「何かあったんでしょう?」
「…」
「話したくないなら無理には聞かないけど」
「…怒らないの?」
「そうね…でもお母さんには一言言って欲しかったかな」
「ごめんなさい…お母さんも私にアイドル辞めて欲しい?」
「うーん。まあお母さんも賛成はしてないわね。」
やっぱり…
「でも、反対って言う訳でもないのよ」
え…?
「美桜が本当にやりたくてやってるなら応援したいとは思ってるのよ」
「…そうだったんだ」
「でも美桜、あまり仕事の話してくれないし、お母さんからは触れないようにしていたの」
「私、てっきりお母さんもお父さんと一緒で反対してるとばっかり思ってた…」
「まあ、お父さんの気持ちも分かるわ。お父さん、美桜のことが心配なのよ」
「それは分かってるけど、でも私の気持ちも少しは分かって欲しいよ…」
「そこはきちんと話し合って行くしかないわね」
「はぁ…」
「大丈夫、お母さんはいつでも美桜の味方だから」
「お母さん…」
さっきまでは辛い涙だったけど、今は違う。
「ごめんね、お母さんもちゃんと美桜と話すべきだったわね…」
いつもお父さんが私に何かを言っているとき、お母さんは横で見ているだけで
私のことなんかきっと興味がないのかと思っていたし、
仕事のことも何も聞いてこないから、てっきりお父さんと一緒で反対なんだとばかり思っていた。
こんなに私のことを気にしてくれていた事に嬉しくて涙が止まらない。
「これからは少しでいいから、仕事のこと教えてね」
なんて言ってくれるお母さんにまた涙が溢れ出てくる。