身代わりペット
騒動のあと
あの騒動から3か月――。
すっかり平穏を取り戻した私は、バリバリ働いていた。
……と言いたかった。
「言いたかったですよ!この状況、なんですか!?」
私は今、いつもの会議室で淳一さんに膝枕をしてもらっていた。
「ん?どうした?」
「どうしたじゃないです!もう会社でこういう事は止めましょう、って言ったじゃないですか!?淳一さんも分かったって言ってましたよね!?」
「ん~、でもなぁ」
「でもなぁ、じゃないです!!」
私が怒っているのに、淳一さんはご機嫌で鼻歌を歌っている。
「毎日の様にこれやってるんですから、会社にいる時くらい我慢して下さいよ!じゃなきゃこっちが困るんです!仕事進まないし!」
想いを確かめた合ったあの日から、どうやら淳一さんのタガが外れた様で、毎晩コレをやらされている。
それなのに会社に来てまでこんなんでは私の身が持たない。
「何度も言ってるだろう?別に紗月をルイの代わりにはしていない、って」
淳一さんがニコニコしながらお馴染みのブラシで私の髪をブラッシングしている。
……その表情で言われても、まっっったく説得力がない。
すっかり平穏を取り戻した私は、バリバリ働いていた。
……と言いたかった。
「言いたかったですよ!この状況、なんですか!?」
私は今、いつもの会議室で淳一さんに膝枕をしてもらっていた。
「ん?どうした?」
「どうしたじゃないです!もう会社でこういう事は止めましょう、って言ったじゃないですか!?淳一さんも分かったって言ってましたよね!?」
「ん~、でもなぁ」
「でもなぁ、じゃないです!!」
私が怒っているのに、淳一さんはご機嫌で鼻歌を歌っている。
「毎日の様にこれやってるんですから、会社にいる時くらい我慢して下さいよ!じゃなきゃこっちが困るんです!仕事進まないし!」
想いを確かめた合ったあの日から、どうやら淳一さんのタガが外れた様で、毎晩コレをやらされている。
それなのに会社に来てまでこんなんでは私の身が持たない。
「何度も言ってるだろう?別に紗月をルイの代わりにはしていない、って」
淳一さんがニコニコしながらお馴染みのブラシで私の髪をブラッシングしている。
……その表情で言われても、まっっったく説得力がない。