身代わりペット
まだお昼には時間があるし、私は何かないかとポケットを探ってみた。
コツン、と手に当たる感触があり取り出してみると、チョコレートが3つ。
小腹が減った時用に入れていたやつだ。
「課長!ちょっと手を止めてコレ食べて下さい!」
「え?」
チョコレートを差し出す。
「…………」
ジーっと見てはいるけど、受け取ってくれない。
「どうしたんですか?食べて下さい。今なら食べられるでしょう?お腹、すごい鳴ってますよ?少ないですけど、無いよりはマシですよ」
「…………」
更に差し出したけど、やっぱり受け取ってくれない。
もしかして、好きじゃなかった?
でも前に、疲れた時は甘い物、って言いながら食べていた気がするんだけど。
(それにしても、ずーっと触っているなぁ。飽きないのかな?)
そう思って、ハッと気が付いた。
……もしかして。
コツン、と手に当たる感触があり取り出してみると、チョコレートが3つ。
小腹が減った時用に入れていたやつだ。
「課長!ちょっと手を止めてコレ食べて下さい!」
「え?」
チョコレートを差し出す。
「…………」
ジーっと見てはいるけど、受け取ってくれない。
「どうしたんですか?食べて下さい。今なら食べられるでしょう?お腹、すごい鳴ってますよ?少ないですけど、無いよりはマシですよ」
「…………」
更に差し出したけど、やっぱり受け取ってくれない。
もしかして、好きじゃなかった?
でも前に、疲れた時は甘い物、って言いながら食べていた気がするんだけど。
(それにしても、ずーっと触っているなぁ。飽きないのかな?)
そう思って、ハッと気が付いた。
……もしかして。