俺様室長は愛する人を閉じ込めたい~蜜愛同居~
「ところで片桐君はどうなんだい?仕事をバリバリやっているようだけど?プライベートは?彼氏とかはいるの?」
(- 変な方向に話がいったな。)
塔子は曖昧な微笑みを浮かべた。
「社長、今そういう事を聞くとセクハラですよ。」
千堂の言葉に、
「今の世の中は難しいな。」
そう言うと、社長はお造りに手を伸ばした。
「うん、美味い。」
塔子はほっと胸をなでおろすと、
そこから、料理の話や、仕事の話をそつなくこなした。