俺様室長は愛する人を閉じ込めたい~蜜愛同居~
大輔はそう思っていた。

しかし、さっきの取り乱す塔子が愛しくて、可愛くて……。
自分にだけ曝される感情が嬉しくて……。

大輔はそこまで思うと、ゆっくり塔子の横に滑り込み、塔子をそっと抱きしめた。

(もう、絶対離したくない)

大輔は、その気持ちを込めてゆっくりと眠る塔子の額にキスを落とすと、ゆっくりと意識を手放した。

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