俺様室長は愛する人を閉じ込めたい~蜜愛同居~
その後昼食を取った後、塔子は、一人で買い物に行き、帰ってきてリビングで仕事をしたりと大輔がいない時と同じように過ごしていた。
大輔も特に気にする様子もなく、好きにしているようで塔子はこ違和感のない時間に、やりきれない思いが広がった。
(なんで久しぶりなのに、こんなに普通にしちゃうんだろ……自分が嫌だよ)
そんな事を思いながら、夕食の支度の為にキッチンで料理を始めた所で、大輔が封筒を持って立っている姿が目に留まった。
「塔子、これ俺の家賃と食費な」
音もなく置かれた封筒に、チラリと塔子は目を向けて拒否の言葉を述べようかと考えたが、そんな事を言っても無駄だろうと、「わかった」それだけを諦めたように返事をした。
「夕食できたよ」
大輔に声をかけると、塔子はダイニングテーブル料理を並べた。
「お、今日は和食。塔子の煮魚は美味しいもんな」
嬉しそうに笑う大輔のセリフに塔子も、少し表情を崩した。
「ひょっとして、ただ、ごはんが食べたかっただけじゃないの?うちに来たの」
怪訝な表情を浮かべながら、塔子はビールのプルトップを開けると大輔のコップに注いだ。
そのビールを塔子の手から取ると、大輔は塔子のコップに注いで微笑んだ。
大輔も特に気にする様子もなく、好きにしているようで塔子はこ違和感のない時間に、やりきれない思いが広がった。
(なんで久しぶりなのに、こんなに普通にしちゃうんだろ……自分が嫌だよ)
そんな事を思いながら、夕食の支度の為にキッチンで料理を始めた所で、大輔が封筒を持って立っている姿が目に留まった。
「塔子、これ俺の家賃と食費な」
音もなく置かれた封筒に、チラリと塔子は目を向けて拒否の言葉を述べようかと考えたが、そんな事を言っても無駄だろうと、「わかった」それだけを諦めたように返事をした。
「夕食できたよ」
大輔に声をかけると、塔子はダイニングテーブル料理を並べた。
「お、今日は和食。塔子の煮魚は美味しいもんな」
嬉しそうに笑う大輔のセリフに塔子も、少し表情を崩した。
「ひょっとして、ただ、ごはんが食べたかっただけじゃないの?うちに来たの」
怪訝な表情を浮かべながら、塔子はビールのプルトップを開けると大輔のコップに注いだ。
そのビールを塔子の手から取ると、大輔は塔子のコップに注いで微笑んだ。