俺様室長は愛する人を閉じ込めたい~蜜愛同居~
「それはこっちのセリフよ!勝手にまた目の前に現れて、私を翻弄するだけ翻弄して、また私を捨てるんでしょ!」
そこまで一気に言って、大輔の腕を振り払った。
関を切ったように涙が溢れた。
唖然として立ちすくむ大輔に、
「もう嫌なの!またあの頃みたいに、だいちゃんを好きになって、だいちゃんしか見えなくなるのが!やっと、やっとこの10年で忘れられたと思ったのに……。昔以上にこれじゃあバカじゃない!こんな自分もう嫌……こんなに…だいちゃんでいっぱいな自分は嫌……。なんで、また……好きに……なっちゃうのよ……」
崩れ落ちるように座り込んだ塔子を、大輔はただ見ていた。
「俺は……」
「いいわよ!もう…。妹だから、家族だから…そんな言葉もう…聞きたくない。わかったら、ほっといて!」
そこまで一気に言って、大輔の腕を振り払った。
関を切ったように涙が溢れた。
唖然として立ちすくむ大輔に、
「もう嫌なの!またあの頃みたいに、だいちゃんを好きになって、だいちゃんしか見えなくなるのが!やっと、やっとこの10年で忘れられたと思ったのに……。昔以上にこれじゃあバカじゃない!こんな自分もう嫌……こんなに…だいちゃんでいっぱいな自分は嫌……。なんで、また……好きに……なっちゃうのよ……」
崩れ落ちるように座り込んだ塔子を、大輔はただ見ていた。
「俺は……」
「いいわよ!もう…。妹だから、家族だから…そんな言葉もう…聞きたくない。わかったら、ほっといて!」