絶対に怒られる童話
しばらくして

七匹の子羊たちの家にやってきたオオカミ。

ガラガラの声で扉の向こうの子羊たちに言います。

トントン

「お母さんですよ。開けてください。」

すると、子どもたちは言いました。

「ウソだ!だってお母さんの声はそんなガラガラ声じゃないやい!」

と言ってオオカミを家にいれようとはしませんでした。

「お母さんなら家の鍵を持っているはずだもの!」

長男羊の言葉の後、オオカミは姿を消しました。
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