あなたの幸せを心から願う
白い砂浜に足をつける。



「綺麗…」



とても綺麗な砂浜と海。



まだ4月だけあって少し肌寒い。



でも、それを感じさせないくらい綺麗だった。



「気に入ったか?」




砂浜を歩きながら路唯くんが私の方へ手を差し出した。



「うん!すごく綺麗!」




その手を取って並んで歩く。



小さなベンチがあってそこに座った。



「海に来ると過去とかそういうの全部綺麗になる気がして、前はよく来てたんだ。」
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