好きです西野くん!

変わり始めた気持ち

翼side


俺、何してんだ。


勉強教えるなんて、
ほんとは断るはずだった



何故か違う男が教えるなんて、言われてつい
OKしてしまった。



「西野くーん。ここも同じ公式使うの?」


「そうだよ」


てか、そろそろ帰らねーといけねーな。

外暗くなってきたし。


「…坂野。それ終わったら今日は帰るぞ」


「はぁーい。」


帰ると言ったら何故か坂野はしょぼくれた。




それがなんでだか、俺はわからなかった。



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