好きです西野くん!
ふぅー。
さーて、また伝えますか?
「坂野」
「はーい?」
「俺の彼女になって?」
坂野は迷うことなく、
「はいっ喜んで!お願いします!」
ぎゅーっ
嬉しそうに微笑んだ坂野は真っ先に再び俺に抱きついてきた
たまらずそんな坂野に俺も腕を回す
「絵里」
「はーい?って、えっ?」
「もう彼女だし、名前でいいだろ?」
「っいいっ!えり呼び最高ーっ!」
「絵里は?」
「へ?」
「名前呼べよ」
「っっな、名前っ?///」
こいつ、顔赤っ
そんな顔されるとこっちもからかいたくなる
「ほら、呼んで?」
「‥つ‥‥つ…つっ…つばさくんっ」
「‥ん?聞こえない」
「っ翼くんっ!」
「‥まぁ君いらねーけど、今はそれでいいわ」
「えへっ。うんっ!翼くーん」
「…」
「翼くん好きっ!」
「…」
「翼く…んっ」
翼くんは優しく私の唇にキスを落とした。
その後えり一緒に教室に戻ると、絵里は早速山森に冷やかされていた。