好きです西野くん!

私のこと覚えてるかなー!
聞いてみよ!


答えてくれるかわからないけど聞いてみた


「西野くん!私のこと覚えてる?」


そういうとコクンと頷いてくれた。


「え!嘘!私のこと覚えてくれてたの?嬉しいー!」


思わず大きな声が出た

彼はうるさいと言いたそうな顔してるけど、
そんなこと気にしてなれない!


私を覚えてくれていただけで、ほんとに嬉しい!

「西野くん本好きなの?」


そう聞くとまた頷くだけと思っていたのに

西野くんは小さくため息をつくと、


「…うざ」


っっ!!!


え!いま幻聴?空耳?

いや!いや!勘違いじゃない!

確かに西野くんは喋った!





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