好きです西野くん！

冷たさと、優しさ

「はぁ？送ってくれるって言ったのに無理やり断って帰ってきた？」


「は、はい…その通りです。」


私坂野絵里はただ今見ての通り有華に説教されています。


朝学校に来たらすぐに有華に捕まり。
昨日のことを話したら最初はキャーキャー言っていたのだけど、、
だんだん鬼の顔に変わり、走ってその場を去ったと聞いたら、頭から角でも生えるんじゃ？
ってくらいおこおこしてしまった。



「あの失礼な態度とったなって思ってるんだよ。あの明日謝れば大丈夫かなって」



「あのね！そこポジティブになってどうするのよ！もう王子しゃべりかけてくれないかもよ？それでもいいの？」



「えー！やだー！そんなのいやー！」



「知らん。自業自得よ！」




ひどいよ。ゆか様ー泣