好きです西野くん!


「変なやつだな」


「それにね。西野くんは普通に優しいし」


「優しい?フッそれは勘違いだ」



あ、冷たい笑顔だ。


勘違い。

でも、それでも、


「たとへ勘違いでも、私は西野くんが好きなの!怪我した私に何も言わずに手当てしてくれたのも昨日傘一緒に入れてくれたのもすごく優しさ感じたし、私は西野くんを怖がること一生ないと誓う!」


「ふぅーん。怖くないんだ?もし俺がここでお前を無理やり襲ったらどうすんの?」


西野くんはこっちを見て真剣に言ってきた


「西野くんは絶対にそういうことしない」


「なんでそう言い切れるんだよ」


「信じてるから」


「あっそ」


西野くんは再びソッポの方を向いてしまった
少し見えたけど西野くんの頬がほんのり赤かった気がしたんだけど、
気のせいだよね?




   
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