好きです西野くん!

えええ!??
なんか目の前に立っているのはいいけど、、、

なんかめちゃめちゃ睨んでる?


でも、その顔もかっこよい!怯むな絵里!


よし頑張るのよ坂野絵里!


スーッと深呼吸をして口を開く。


「来てくれてありがとう西野くん!あの日、入学式の時はありがとうございました!」


彼は無言のままコクンと頷いた


「それで、お話があって。その、私と付き合ってください!」


勇気を振り絞って告白をした。











「無理」


“無理”それだけ言って引き止める暇もなくその場を去っていってしまった。





え?私振られた?嘘ーー!


てかあれが西野くん?有華の言った通り、
確かに冷たくてドスの効いたような低い声で振られたけど、でもなんでだろ。
諦められない!


これくらいじゃ嫌いになれない!

むしろもっと頑張ろうと思える!



私諦めないよ!

明日からはほんとにアタックしなきゃー!


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