好きです西野くん!

落ちる瞬間が、私にはすごくスローモーションに見えた。


しばらく動けず、床に落ちたお弁当を見つめた。


…せっかく頑張って、作ったのに…。



西野くんと一緒に食べたくて、頑張って二人分作ったのに…。



泣きたくない、泣いちゃだめ…!



でもすごく泣きたい……。



でも、一緒には食べれないけど、私の手元にはまだもう一個ある…



あはは‥お弁当2個作って来といて…よかった



(キャハハハハハっいい気味ー!泣いた?笑
あ!あんたの手元にあるそのお弁当もよこしなさいよ!)



ぶりっ子女は私のもう一個のお弁当を取ろうと手を伸ばした来た。



私はそれをお腹に抱えて取られないように守る。





っこれだけは絶対に渡さない!


















「何してんの?」
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