好きです西野くん!
め、目の前で止まった?
普段の私なら、泣いて喜ぶ所…。
でも、泣きそうになってる今、顔は上げられない。
西野くんは、私の前にしゃがむ
「…ブス」
っぶ、ブス???
イラッ
今ブスっていう???
いつもなら、そういうの軽く流せるけど、
今日は違うよ?!
私はついムカついて、顔を上げる
顔を上げた瞬間
ぽんっ
大きな手が私の頭を撫でるように軽く叩いた
「っっ」
西野くんが私の頭に手を???
西野くんの手が!!!
「ブス」
「っな何で、今そういうこと言うのっっ」
今、頭撫でられてイライラは消えるってときに!
「泣きたいときは泣けよ」
「…え?」
「よく頑張ったな」
っなんで、今そういう…優しいこと言うの‥?
いつもみたいに、わからないふりしてよ!
我慢…してたのに…。
そんな…優しいこと言われたら…っ
「っ‥泣いて‥いいの?」
「うん」
「っ迷惑…っ‥じゃない‥?」
「…泣くの我慢してる方が迷惑」
「っっう…っう‥うえーーーん…」