添い寝は日替わり交代制!?
38.北海道へは
次の日、会社に行くと部長に会議室に呼ばれた。
会議室に入ると部長の隣には佐々木課長が座っていた。
穏やかな部長がいるとはいえ、仕事モードの佐々木課長も同席していて些か緊張する。
部長がにこやかに口を開いた。
「中島さん。仕事はどうかな?」
「はい。佐々木課長の指導の元、頑張らせていただいています。」
そうですか。と、満足そうな笑顔を浮かべた部長が珍しく伝えにくそうに言葉を選んでいるようにして話し出した。
「中島さんは、まだ新人だ。
それでも佐々木くんが見込んだだけのことはあると私も思っているよ。
だから……と、言ってもまだ早いかもしれないな。
断ってもなんら問題はないからね。」
「すみません。
なんのことでしょう。」
部長の話は何が言いたいのかよく分からなかった。
佐々木課長が北海道に行ってしまうから、ひとり立ちをしろということなのか………。
「つまり、中島さんも北海道に行ってくれないか。
期間は1年だ。」
「1年??」
色んなことに驚いた。けど1年って。
「長いかい?
佐々木くんのサポートだから同じだけ行って欲しいのだが……。」
「佐々木課長も1年なんですか?」
「あぁ。そうだよ。
前の朝礼で話したけど知らなかったかな?」
そのあとはよく覚えていない。
ただ「考えさせてください」とだけ言ったのは覚えている。
会議室に入ると部長の隣には佐々木課長が座っていた。
穏やかな部長がいるとはいえ、仕事モードの佐々木課長も同席していて些か緊張する。
部長がにこやかに口を開いた。
「中島さん。仕事はどうかな?」
「はい。佐々木課長の指導の元、頑張らせていただいています。」
そうですか。と、満足そうな笑顔を浮かべた部長が珍しく伝えにくそうに言葉を選んでいるようにして話し出した。
「中島さんは、まだ新人だ。
それでも佐々木くんが見込んだだけのことはあると私も思っているよ。
だから……と、言ってもまだ早いかもしれないな。
断ってもなんら問題はないからね。」
「すみません。
なんのことでしょう。」
部長の話は何が言いたいのかよく分からなかった。
佐々木課長が北海道に行ってしまうから、ひとり立ちをしろということなのか………。
「つまり、中島さんも北海道に行ってくれないか。
期間は1年だ。」
「1年??」
色んなことに驚いた。けど1年って。
「長いかい?
佐々木くんのサポートだから同じだけ行って欲しいのだが……。」
「佐々木課長も1年なんですか?」
「あぁ。そうだよ。
前の朝礼で話したけど知らなかったかな?」
そのあとはよく覚えていない。
ただ「考えさせてください」とだけ言ったのは覚えている。