【完】悪魔な天使
アイちゃん
それから、
私は長かった前髪を切った。
たくさんの雑誌や、
少女漫画を読んで、
女の子を研究して、
死ぬ気でダイエットもした。
そうしたら、自分でもビックリするほど綺麗になっていた。
それでもまだ学校に行く勇気は出ないけど、
死にたいくらい嫌なら学校なんて行かなくてもいいんじゃないかって思えるようになった。
「お前、ずいぶん変わったよなぁ…。」
「何よ、デビー?
もしかして、私が可愛くて見惚れてんの?」
「いや…まぁ。うん。」
「っ…///」
そんな時、
メールが届いた。
[手術が成功し、
病気が快復へ向かっています。
来月から、学校行けるかも」
「うそ!?」
「デビー!!デビー見て!アイちゃんからメール届いた!!!来月から学校通えるかもって!!私、学校行くよ!明日から学校行ってアイちゃんの事待ってる…!………って、…デビー!?デビー?」
家中探しても、
どこを探しても、
デビーはいなかった。
その日からデビーは、
私の前から姿を消した。
ずっと一緒にいてやるとか、言ってたのに。
全部嘘かよ。
バカ天使。
私は長かった前髪を切った。
たくさんの雑誌や、
少女漫画を読んで、
女の子を研究して、
死ぬ気でダイエットもした。
そうしたら、自分でもビックリするほど綺麗になっていた。
それでもまだ学校に行く勇気は出ないけど、
死にたいくらい嫌なら学校なんて行かなくてもいいんじゃないかって思えるようになった。
「お前、ずいぶん変わったよなぁ…。」
「何よ、デビー?
もしかして、私が可愛くて見惚れてんの?」
「いや…まぁ。うん。」
「っ…///」
そんな時、
メールが届いた。
[手術が成功し、
病気が快復へ向かっています。
来月から、学校行けるかも」
「うそ!?」
「デビー!!デビー見て!アイちゃんからメール届いた!!!来月から学校通えるかもって!!私、学校行くよ!明日から学校行ってアイちゃんの事待ってる…!………って、…デビー!?デビー?」
家中探しても、
どこを探しても、
デビーはいなかった。
その日からデビーは、
私の前から姿を消した。
ずっと一緒にいてやるとか、言ってたのに。
全部嘘かよ。
バカ天使。