だったらあんたが堕ちてくれ

「え?一緒に風呂?おいおい、実家で弾けすぎじゃないか?さくらちゃんもいるんだしあんまり過激なのは感心しないぞ」

「あーもう!本当に出ってってくんないかな?頼むから!適当抜かすな!」

「事実じゃん」

最悪、最低。

なんとしても別の場所に行くべきだった。

打ち上げなんかしなければよかった。

そうじゃない!

こいつに親切心を見せるべきではなかったのだ。

凍え死のうと犯罪に巻き込まれようと、無視するべきだったのだ。

声なんかかけちゃ駄目だった。
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