ダサ倉君に焦がれたい






きっとあたしは真っ赤だ。

こんな火照った顔、見せられないよ。




それなのに……



すばるくんの手が頰に触れる。

その手が触れると、さらに顔が熱くなる。

焼けるように真っ赤に。

そんなあたしの顔を、少し頰を染めたすばるくんが見て……

甘い視線がぶつかり、身動きが取れなくなる。





あぁ、すばるくんが大好きだ。

今すぐ抱かれてもいいほどに。

だって、あたしの身体、おかしいから。

いまだ感じたことがないほどに、じんじんと音を立てている。



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