ダサ倉君に焦がれたい











「やっぱり、正体が分かった瞬間に対応が変わりましたね」




昼休み、すばるくんは悲しそうにあたしに言った。




「でも、僕はダサ倉が楽なので、これからもダサ倉を通します」




そんなすばるくんにうんと頷いた。




ダサ倉でもSUでもいい。

あたしは、すばるくんの全てが好きなんだから。



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