ダサ倉君に焦がれたい
朝倉君はすごいマンションに住んでいるのかと思った。
だけど、意外にも普通の1LDKのマンションだった。
きちんと片付いた部屋に、テレビにソファー。
一見普通の部屋なのだが……
開け放たれた寝室には、ギターや大きな機材などがたくさん置かれていた。
それを見て思う。
やっぱり朝倉君は、SUなんだと。
そして、かっこいい朝倉君を直視出来なくて、あたしは俯いた。
きっとあたしの顔は真っ赤だ。