*゚闇に沈む少女*゚
屯所に 再び逆戻り....
またもや 局長の部屋に来た。
それともう2人 知らない人(知ってるけど)がいた。
「3番組隊長の斎藤一だ。」
先程 説明した 斎藤さん。
クールで冷静沈着そうな人だ。
そうそう、彼は居合いが得意とも言われていた。
「私は、井上源三郎(イノウエゲンサブロウミ)で6番組隊長をしているよ。私の事は、源さんって呼んでくれて構わないよ。
君の事は、近藤さん達から聞いてるよ」
井上 源三郎は、新選組の六番隊組長。
天然理心流の三代目宗家・近藤周助に入門。佐藤彦五郎が天然理心流の出稽古用に設けた道場で土方歳三らと共に稽古に励んだと、言われている。
「よろしくお願いします。」
一応、一礼と挨拶した。
「では、改めて...君 本気で隊士にならないかっ!!!!!」
...近藤さん、やっぱり勧誘。。
「執拗いですね、近藤さん。」
「てめっ... 近藤さんの好意を!!」
土方さんが 睨んできた。
「知りませんよ。
初めから何度も言ってますよ?
それに、何度 頼まれても 答えは同じです。」
「君みたいな人材が欲しいんだ。」
僕が そんなにいい人材だと思わないけど...
「どんな理由でも、お断りです!」
近藤さんが なかなか引いてくれないから困る............。
「何で そんなに嫌なんだよ...」
子犬(藤堂さん)は ムスッとした....
「別に 何でもいいじゃないですか。」
「俺は、知りたい。」
原田さんが そう言ってきたけど
面倒なので、無視する事にした....
「....無視かい。」
原田さんは 意地けて
キノコ栽培し始めたけど...放置w
「...帰ります。」
襖を開けようとすると...
「待て...。」
土方さんに 呼び止められた。
....なんとなく、嫌な予感がした
「...何でしょう???」
聞きたくないけど、一応聞いてみた。
「お前 幹部の誰かと勝負しろ」
......嫌な予感的中。。
「戦って負けたら、隊士...ですか???」
「そうだ。」
またもや 面倒臭い事に...
「僕が負けることなんて、ありませんよ?」
「あぁ。」
土方さんは 余裕そうに口角を上げた...
何か、ムカつく......
これだから 俺様系は嫌いなんだよね...。。