*゚闇に沈む少女*゚
✡:。*芹沢鴨 降臨*:。✡



僕が入隊してから、一月が経つ頃。




洗濯や掃除、料理や故障や任務を
こなすのにも慣れてきた。






何時もの様に、洗濯をしていた時。





何だか、屯所の空気が
いつもと違う雰囲気だった。






「そこのお前、何者だ。」




後ろから ものすごい威圧な気配
そして低い声が聴こえたので
そっちに振り向くと....




何と芹沢鴨(セリザワカモ)と新見綿(ニイミニシキ)が居た。



彼らは、八木邸の方に住んでいるのだ。




芹沢 鴨.. (文久3年9月16日(1863年10月28日)
もしくは9月18日(10月30日))は、幕末の水戸藩浪士、新選組(壬生浪士)の初代筆頭局長(頭取)。前名は下村嗣次と推定されている。諱は光幹。本姓は桓武平氏。



戸賀崎熊太郎から神道無念流剣術を学び、免許皆伝を受け師範代を務めたとされる。



彼は、筆頭局長なのだ。


新見 錦、天保7年(1836年) - 文久3年9月15日
(1863年10月27日)は、幕末の水戸藩浪士、
壬生浪士(後の新選組)幹部(副長という説もある)。号は錦山(きんざん)とされるが、子母澤寛が記すのみであり、確証はない。姓の読みは「にいのみ」、「しんみ」など諸説ある。



新見錦は変名であり、水戸浪士で、芹沢鴨の前名とされる下村嗣次と玉造文武館党の同志だった、新家粂太郎が本名であるという説が存在する。



新家は神道無念流剣客金子健四郎の門人であり、文久3年(1863年)5月、二条木屋町に旅宿する水戸藩士吉成勇太郎と、中山忠能の日記中に芹沢鴨と共に名前が現れる




彼は、山南さんと土方さんと同じ、
副長である。




それにしても、芹沢鴨...凄い威圧感と
迫力がある。近藤勇の雰囲気とは違う 只ならぬ迫力。




彼は 間違いなく強いと瞬間的に思った。






「僕は、この度 壬生浪士組の隊士になりました、雛菊 紫陽花と申します。」





「....出て行け。」






....?






「出ていけと言っておるのだ!」





懐から鉄扇が出て来て
それを振り下ろしてきたので



その腕を蹴り、鉄扇を弾いた。





「ふーん、なかなかじゃねーか。」





「やるな、お主。」







「痛いのは嫌なので、ご無礼お掛けしました。」





洗濯が済んだので、巡回の為に用意しなければいけないから 部屋に戻った。
< 36 / 65 >

この作品をシェア

pagetop