*゚闇に沈む少女*゚
✡。:*刀が語る強さ*:。✡
今日の巡回は、沖田さんと永倉さんだ。
嵐の静けさ様に最近は、あまり騒ぎがない....
嫌な感じがして、何だか落ち着かない。。。
「なぁ、最近 芹沢さんのとこに行ってるんだって?」
「はい、芹沢さんの小姓になったので。」
「えっ!!?小姓....?」
「いつの間に....。。」
この人達が知らないのは 当然だ
僕から話してないから。
「何してるんだ?」
「ただ、話したりお茶をしたりするだけです。
今度 お2人もどうですか?」
芹沢さんの性格はまぁあれだけど
腕の良さは確かだ。
「そうですねぇ、今日も行くのですか?」
「えぇ!」
最近は 壬生浪士組でも、そこそこ
打ち解けてきた....
見回りを終え、台所へ行くと
沖田さんと永倉さんが まだいた。
「どうしたんですか?」
「ん?俺らも行こうと思ってさ。」
「別に喧しい事なんてしてませんよ?」
「わかってます、ただ話すだけです。」
これは、壬生浪士組に印象を良くする
いいチャンスになる。
「沖田さん、今度 芹沢さんと一戦交わってみたらどうですか?
いい経験になると思います。」
とか他愛のない話していると
沖田さんと永倉さんで芹沢鴨さんのお部屋に到着。
「芹沢さん、雛菊です。」
「あぁ、入れ。」
部屋に入ると お梅さんもいた。
「あら、紫陽花ちゃんやないの」
「こんにちは、お梅さん お茶持ってきました。」
女子通し 花を咲かせていた。
「芹沢さん、今日は これでお茶会しましょ?
たまには、こう言うのもいいでしょ?」
「....そうだな。」
僕らは、何時ものようにお茶会を始めた。