*゚闇に沈む少女*゚
芹沢さんと話した後
土方さんにお願いし、芹沢さんの小姓となった。
「芹沢さん、雛菊です。」
「入れ。」
「お茶をお持ちしました。」
部屋に入ると、芹沢さんと他に女性がいた。
その人は 恐らく芹沢さんの恋人の
お梅さん....だったかな?
「可愛いお嬢さんどすなぁ」
「....ありがとうございます。」
梅さんの方が 美人で女らしいと
僕は思う。
ここでは、フードを取ることに
なっている。
「これ、お団子どす。
宜しかったら 食べておくれやす。」
「ありがとうございます。」
と言うことで....
ちょっとお茶会をすることとなった。
芹沢鴨ら約30名の隊士が、京都の生糸問屋大和屋庄兵衛に金策を謝絶されたことに腹を立て放火。刀を抜いて火消を寄せ付けず、一晩かけて焼き尽くす。
この事件に松平容保は憤り、近藤らを呼び出し処置を命じるとするが、これは現在否定されている。
同月、壬生浪士組は八月十八日の政変の警備に出動し、その働きを評価される。
そして、新たな隊名「新選組」を拝命する。隊名は武家伝奏から賜ったという説と、松平容保から賜ったという2つの説がある。
後者の説は、会津藩主本陣の警備部隊名を容保からもらったという意味である。
芹沢さん....血の気が多いな。
僕が見張らなくては。